Sawa’s CafeからSawa’s Projectへ

Sawa’s Cafeは、「すべてのひとに、居場所を」というコンセプトから生まれた
コミュケーションの場です。

オープンから3年、
この場所で、
たくさんの人が出会い、たくさんの人がつながりました。

そして、2016年夏、Sawa’s Cafeは新たなステージへ。

Sawa’s Cafeは、Sawa’s Projectに移行します。

Sawa’s Projectとは・・・

脱消費主義社会、脱経済至上主義社会なんて生き方が、今の日本で果たして本当に可能なのか?
店主・佐藤さわが、自らが実験台になる生活を始めます。

■Sawa’s Projectのホームページ

サワズプロジェクトサイトへ

 

Sawa’s Cafeの使い方は2通り

☆Sawa’s Cafeは普通のカフェではありません。あなたはどう使う?

①    シェアカフェとして使う!

Sawa’s Cafeはどなたにでも時間貸しいたします。

厨房も使えます。

②    イベントに参加する!

いろんなイベントやってます!

おもしろいコトやご縁が見つかるかも!

 

 ~カフェタイムのご案内~

☆イベントがないときは、普通のカフェみたいに使えちゃう♪
でも普通のカフェじゃないよ!

↓↓↓

ご自由におくつろぎください。

持ち込みもOK!

メニューからのオーダーは必須ではありません。

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Sawa’s Caféでは、店主さわの名前にちなんで、
末尾に3と8のつく日に、 「値段のない日」という企画をやってきました。
「オカネについての価値観」を問うために・・・。

「おいくらでも結構です」というと、
困惑するお客様も少なくありませんでした。
でも、決して困らせるためにやっていたわけではありません。

単なる交換の手段だったはずのオカネは、
今や完全にひとり歩きをして、
私たち人間をコントロールしているようにさえ思います。

オカネのために人を殺したり、
オカネのために戦争をしたり、
そんなことが当たり前になっている世の中です。

本当にこのままでいいの?
縁あってSawa’s Cafeを訪れてくださったかたに、そう問いかけたかっただけなのです。

店主さわは、当店を今年9月末で閉店し、
オカネに振り回されない本当の生き方を模索するための新しい活動を始めます。

残りのSawa’s Cafeのカフェタイムは、店主さわからあなたへのギフトです。
どうぞ受け取ってください。

そしてもし、あなたが、今の社会に少しでも疑問があるのなら、
これからの私の活動に少しでも関心を寄せていただけると嬉しく思います♪

※カフェタイムは不定休・不定時間です。ご注意ください。

 

インタビュー(2014年10月時点)

Sawa’s Cafe(サワズカフェ)のオーナー・佐藤さわさんにお話を伺いました。

Q1. サワズカフェの成り立ちを教えてください。

サワズカフェは、みんなが集まって話せる場所「おはなしどころ」として作りました。

カフェの部分では、

1.オーナー[さわ]と話す

2.たまたま同席した人と話す

3.知り合い同士で来た人が話す

イベントでは、

4.参加者が講師・主催者と話す

5.参加者同士で話す

というように、5つのバリエーションで話す場を考えました。話すことがメインなので飲食店をやるつもりはありませんでした。

でも、話をしたら喉が渇くから、飲み物くらいはあったほうがいいね、アルコールも含めていろんな飲み物を出すとしたら「カフェ」かな?ということで、「カフェ」という名前にしてしまったのがそもそもの間違いでして・・・(苦笑)

「カフェ」だったら、豆から挽いてちゃんと淹れたコーヒーが飲みたいな、とか、「カフェ」なんだから、ケーキセットがあるといいよね、とか、日替わりランチは是非やってほしいとか、そういう「既存のカフェ」を前提とした要望に応えなきゃいけないと思っちゃったんですね。最初の1年は、それらすべてに無謀にもチャレンジしました。

結局1年過ぎた頃にヘトヘトに疲れてしまって、ようやく気がつくんですね。「あれ?私、こんなことしたかったんだっけ?」(笑)。

Q2. それで、今のようにシェアカフェにしたんですね。

「シェアカフェにした」という意識はないんですよ。本来あるべき姿に戻った、という感じですね。というか、実は「シェアカフェ」という言葉にも抵抗があるんです。もちろん、場所を貸して使っていただくのは歓迎なんですが、「場所貸し」をメインにしたいわけでもないので。

とにかく、いろんな人が集まる「場」を作りたいんです。その「場」をどう使うかは、みんなで考えていきたい。

サワズカフェは、既存のカテゴリーには属さない「変な店」とでも思ってもらうのが一番嬉しいかな(笑)。

でも、こんなやり方で経営を成り立たせていくのは不可能って誰もが言うし、実際経営は火の車ですけど、でももし、これで続けていけたらかっこよくないですか?(笑)。

Q3. 今のサワズカフェを一言で言うと?

「不可能を可能にする場所」(笑)。

それは、私にとってもそうだし、みんなにとってもそういう場所だといいなと思います。

Q4. サワズカフェの運営母体はNPOなんですよね?

そうなんです。実は、メンタルヘルス系NPOが活動母体です。

と言っても、法人化しているわけでもなく、理事長が私ですし、ほとんどすべて私が一人でやっていますから、個人事業となんら変わりません。

お金儲け目的でやるわけでないことをアピールしたくて、NPOを設立したんですが、どっちみち全然儲かってないので、今となっては無用な心配でした(笑)。

NPOだろうが、なんだろうが、私が一番大事にしているのは、「誰も独りぼっちにさせたくない!」ということなんです。

うつ病などの精神疾患が多いのが前々から気になっていて、病院に行ってしまったら薬漬け、という現状が悲しくてしょうがないんですね。そうなる前に、誰かに話せなかったのかな、誰か聴いてあげられる人はいなかったのかな、と。もちろん、そんな簡単な話ではないんですけど、話し相手がいることで気持ちが軽くなることは絶対あると思っていて。誰でもいいから誰かと話すこと、誰かとつながることで、少しでもみんなの孤独感を減らせないかと、そういう思いがあります。

Q5. サワズカフェを始めるまでは、どのようなお仕事をされていたのですか?

公認会計士をやってました。14~15年はやったかな? 大手監査法人に所属して会計監査をやってました。

ただ公認会計士って、あまり喜ばれない仕事なんです。もちろん仕事の内容によっても違うんですが、私の部門では会計監査をやっていて、会計監査というのは、クライアント側も法律で決まっているから仕方なく私たちに対応してくれているという部分が大きくて、頑張ったら喜ばれる、誰かの笑顔が見られるという仕事ではなくて、ずっと好きになれませんでした。でも、割のいい仕事ですから、ただおカネのために働いてましたね。

それが2011年の震災のとき、「おカネがあってもモノがなくて買えない」という体験をしてしまった。あれは大きなショックでした。

それに、あの状況では「会計士」って、何の役にも立てなかったんです。日常生活がちゃんと成り立ったうえでの「会計」なんですよね。非常事態では、「会計士」に仕事はなかったんです。

それに気づいてしまったらもう、一刻も早く辞めたくなってしまいました。もともと嫌な仕事のために我慢して時間の切り売りをしていたようなものなので、震災でそのタイミングが早まったんだと思います。

Q6. 安定した仕事を辞めることに迷いはなかったんですか?

なかったですね。今も後悔はありません。

この先、路頭に迷うことがあっても、以前の仕事にだけは戻りたくないです。

・・・そんなこと言っちゃって大丈夫かな(笑)。

前職を辞めることを娘に言ったとき、娘には「ビンボーになるのは嫌だ」って言われました(笑)。でも「お母さんが毎日嫌な気持ちで働いて病気になるよりいいでしょ」って言って説得したんですが。今思えば力づくですよね、かわいそうな娘(笑)。

Q7. 最後に、さわさんの夢を教えてください。

一日でも長く、サワズカフェを続けることです。

何十年後かに、ここを通りかかった人が「あれ?この店、まだあったんだ!?」って驚いて入ってきてくれる。そこに、おばあちゃんになった私が座ってる(笑)。それが夢です。